統合失調症における向精神薬の処方実態調査を実施いたします
研究題目 :2017年10月31日時点で入院中の統合失調症患者における向精神薬処方実態の調査
研究期間 :2017年11月10日~2018年7月31日
目的 :日本において統合失調症患者様に処方された向精神薬の使用実態を把握することを目的としています。
研究の成果 :得られた調査データから向精神薬の投与剤数、投与量、併用薬の実態などを解析し、患者様に与える影響などを考察して処方の適正化につなげるための基本データとします。
研究内容 :研究参加許可が得られた精神科臨床薬学研究会(PCP研究会)に所属する病院入院されている統合失調症患者様のデータを使用します。
調査項目は次の通りです。
●患者様情報
病棟種類、年齢、罹病期間、身長、体重、性別、服薬指導の有無、服薬回数、心電図異常(QT延長、脚ブロック)、血液(赤血球、白血球、血小板、ヘマトクリット、ヘモグロビン)、生化学(AST、ALT、γ-GTP、T-cho、HDL、LDL、TG)血糖(HbA1c、FBS)
●合併症の既往と発症(発覚)時の薬剤(心疾患、糖尿病、脂質異常症)
●使用薬剤名と投与量
抗精神病薬、抗パーキンソン病薬、抗不安薬、睡眠薬、気分安定薬
倫理的配慮 :患者様個人を特定できるような氏名、ID(カルテ番号)等は施設外に漏洩することが無いように十分に配慮します。なお、本調査を実施するにあたり、光愛会研究倫理委員会で審議され承認されております。データ使用を拒否される場合は、下の問い合わせ先にご連絡ください。
お問い合わせ:調査内容等についてご意見・ご不明の点がございましたら、当院の薬剤課までご連絡ください。